毎日の生活の中で、ついつい時間とお金を浪費してしまう「買い物」。特に子育て世帯では、忙しさの中で深く考えずに購入してしまうことも多いのではないでしょうか?でも、買い物の基準を少し変えるだけで、お金も時間も節約でき、さらにミニマルな暮らしに一歩近づくことができます。この記事では「買い物上手」になるためのポイントをお金と必要性の観点から、ミニマリストの視点でご紹介します!
「投資・消費・浪費」に分類する
まずは、これから買おうとしているものを3つのカテゴリに分類してみましょう:
- 投資
持っているだけで価値が上がる、または収益を生み出すもの、または自分を成長させるために必要なもの。
例:株式、資格取得のための教材、健康器具など。 - 消費
生活に必要なもの。
例:食材、日用品、衣服など。ただし「本当に必要か?」を改めて確認するのが重要です。 - 浪費
生活に必須ではないもの。自分の満足度を上げてくれるなら良いですが、安易な衝動買いには注意が必要です。
分類するだけでも、自分が本当に必要なものとそうでないものが見えてきます。
予算の範囲内かどうかを考える
買い物をする際は、家計全体のバランスを意識しましょう。「お得だから」「欲しいから」と言っても、予算を超える買い物は後々ストレスの原因になります。
特に子育て世帯では予期せぬ出費が発生しやすいので、予算管理が重要です。
我が家ではボーナスを全て貯蓄や投資に回せるように予算管理をしています。
手取り金額の1割~2割ほど貯金ができるように予算管理を行いましょう。
購入後の寿命を考える
その商品がどのくらい長持ちするのか、またどれだけメンテナンスが必要になるかも重要なポイントです。
例えばですが、3万円のバッグと10万円のバッグがあります。一見すると3万円のバッグの方が安く見えますが、寿命が3万円のバッグ、10万円のバッグでそれぞれ3年、15年だとすると1年あたりの使用金額が10万円のバッグの方が安くなります。
- 耐久性の高いものを選べば、結果的にコスパが良くなります。
- メンテナンスが頻繁に必要なものは、コストと手間を天秤にかけて判断しましょう。
リセールバリューを意識する
購入後、使わなくなった時に高い値段で売却できるか、または値下がりしにくいかどうかも考えてみましょう。
例えば、300万円の新車と1000万円の新車で考えるとして300万円の新車の方が見た目は安いですが、リセールバリュー以外の費用が全て同じだとして3年後のリセールバリューが300万円の車、1000万円の車でそれぞれ150万円、900万円とすると1000万円の新車の方がトータル安くなります。
家や車など高価な買い物の時にリセールバリューが高めのものを選ぶとかなり割安で使用することができます。
「総コスト」を計算する
商品の価格だけでなく、メンテナンス費、電気代、保管費用なども含めた総コストを計算する習慣を持ちましょう。
例えば、購入価格の安い掃除機を買っても、電気代や修理代、寿命による買い直しで購入価格が高い掃除機よりも結果的に高くつくこともあります。
既存のものが代用できないか確認する
新しいものを買う前に、家にあるもので代用できないか確認しましょう。
家にあるものがいくつあるのか把握するためにも整理が必要かもしれません。
我が家ではミニマルな生活をする前はボールペンが見つからなくて新しく買ったのですが、買ってから数日後になくしてたボールペンを見つけるということがたまにありました。マジックかのごとく・・・・。そんな失敗を経て「買う前に手元を見直す」ことの重要性を認識させられました。
まとめ
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買い物上手になるためには、物を買う前に「そのものが本当に自分にとって必要なのか」を深く考えることが重要です。投資・消費・浪費の分類や予算の確認、総コストの計算などを通じて、不要な出費を抑えつつ、生活をシンプルに整えることができます。
ミニマリスト的な買い物術は、最初は少し時間がかかるかもしれませんが、習慣化すれば心も家計もスッキリします。次回はさらに具体的な実践例をご紹介しますので、ぜひお楽しみに!
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