いつも夫婦で物の言い合いになってしまうあなたへ

断捨離

家の中にある物について、夫婦で意見がぶつかることはありませんか?片方が「捨てたい」と言えば、片方は「必要だから残したい」と主張する――こうした小さな意見の違いが、いつの間にか大きな争いになることもありますよね。

実際、私もこれまでに三角コーナーやお風呂マット、トイレマット、便座マット、さらには三角マットやシンクマット、トイレのスリッパまで、数々の「物」を巡って妻と何度も衝突してきました。でも、最近ようやく「物の管理」に対する考え方のすり合わせができるようになり、争いが減ってきたんです。

この記事では、そんな経験を踏まえ、夫婦間でものの衝突を減らすための考え方やコツをご紹介します。


「管理できるかどうか」で判断する

物を残すか捨てるかを巡る争いを減らす第一歩は、「管理できるかどうか」で考えることです。

ためこむ側の視点

  • 「必要だから持っていたい」という気持ちは大切です。
  • ただし、その物を掃除したり、手入れしたりする手間を惜しまない覚悟があるかを考えましょう。
  • 例: お風呂マットを残したいなら、自分が定期的に洗濯をして清潔に保つことが条件になります。

ミニマリスト側の視点

  • 管理する手間が減るなら、相手が残したい物を許容することも大切です。
  • 「自分が手を出さなくても片付いている」という状態を保てれば、物の存在が気にならなくなるはずです。

役割分担を明確にする

「残すか捨てるか」の議論が繰り返される場合、物ごとに誰が責任を持つかを決めるとスムーズです。

実践例:お風呂マットとスリッパ

  • 私たち夫婦の場合、妻はスリッパを残したいと言い、私は「掃除が面倒だ」と主張しました。
  • 結果、妻が定期的にスリッパを洗う役割を引き受けることで、「残す」方向で合意。私はその手入れに一切手を出さないことにしました。

このように、物を管理する責任を明確にすることで、衝突を減らすことができます。


感情ではなく「基準」で話す

争いを減らすためには、感情論ではなく基準を設けることが重要です。

基準例

  • 「使っているかどうか」
    → 最近1カ月で使っていない物は一度見直す対象にする。
  • 「掃除や手入れができるかどうか」
    → 掃除が滞ると衛生的な問題が出る物は優先して処分を検討する。

私たちの場合:お風呂マット

  • 妻はお風呂マットが好きで、私には「不要」と思えました。
  • 話し合いの結果、「定期的に洗えるマットを1枚だけ残す」という妥協案に落ち着きました。

「なくても困らない」を試してみる

争いが続く物については、一時的に撤去してみるのも一つの方法です。

  • 1カ月使わずに過ごしてみて、「やっぱり必要」と思えば戻せばいい。
  • 実際に撤去しても困らない物は、そのまま手放せる可能性が高いです。

実践例:便座マット

  • 妻と話し合い、一度便座マットを外して使ってみました。
  • 結果、「意外と無くても快適」という結論に至り、処分を決定しました。

「物の争い」を減らすための共通ゴールを決める

最も大切なのは、夫婦で「どういう家にしたいか」というゴールを共有することです。

  • 例えば、「掃除が楽になる家」や「落ち着く空間」など、二人にとっての理想を具体的に話し合うことで、物の判断基準が統一されやすくなります。

私たちのゴール

  • 「掃除が簡単で、スッキリ見える家」
    → このゴールに合わない物は、「残す理由が強くない限り手放す」と決めました。

まとめ

物を残すか捨てるかは、夫婦の価値観がぶつかりやすいテーマです。ただ、「管理できるなら残す」「管理の手間が減るなら気にしない」というルールを共有するだけで、衝突は驚くほど減ります。

この記事を書きながら、過去に妻と争ったことを思い出しましたが、今振り返ると、「争いながらもお互いに学びがあった」と感じています。

夫婦それぞれの価値観を尊重しつつ、理想の暮らしを一緒に作っていきましょう!

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