「仕事に育児、家事…いつの間にか月末に『資産がこれだけか…』ってゾッとした経験、ありませんか?」 僕も2022年9月、マネーフォワードを始めたとき、グラフがごちゃごちゃしてて、何が重要なのか掴めなくて正直、心がくじけそうになりました…。
そんな忙しい毎日の中で「見えてない家計」にモヤっとしていませんか?
💡 家計簿付け方の第一歩:「見えてない家計」こそ、心のモヤの原因
フルタイム+2人育児だと、手間をかける余力なんてないですよね。
でも何となく「なんだかお金の流れがわからない」「無駄遣いしてるかも」といったモヤモヤは、実は“家計管理の4つの敵”によるものかもしれません。
家計管理の4つの敵とは?
- 連携しすぎてごちゃつく資産情報
- 分類が多すぎて把握不能な支出項目
- ルールのない色分けで混乱
- 予算もなく目標も曖昧な家計簿付け方
この4つが揃うと、どれだけ意欲があっても家計管理は挫折します。

こちらは僕の実際の2022年9月時点でのマネーフォワードの支出項目です。(スマホ表示)
これだけカラフルだと上記の4点にあてはまって悩むのも当然ですよね!
一見かなり手元に残してるように見えますが、銀行口座からの入替で収入がかなり大きく見える、カードでの支払いが入ってて二重支払いになってる、カラフル過ぎて詳細を見ないと実態がよくわからない・・・など見たいものが簡単に見れていない状況でした。
マネーフォワード使い方の基本と“挫折しない初期設定”
- 全ての口座・カード・保険・ポイントを連携しても良いけど、実は情報が多すぎて何を見ればいいか分からなくなります。
→前回の記事で持ち物の減らし方も書いたのでこちらも参考にhttps://simplelife-peacemind.com/part2-minimal-strategy/ - 特に証券口座は日々変動するので、慣れないうちは「連携しない」選択もあり。
- 重要なのは、「暮らしの中で本当に見たい情報」を優先して整えること。
上記のことを考慮して家計簿付け方のコツを紹介していきます。
家計簿付け方のコツ:「4分類+自己投資」でスッキリ整理
両学長の「テンション爆上げ家計簿」と、海外の支出管理術を参考に、以下の5分類に整理。
分類 | 内容例 | マネフォ色 |
---|---|---|
毎月の固定費 | 住宅ローン、保険料 | 緑 |
毎月の変動費 | 食料品、日用品 | 赤、薄緑 |
不定期の固定費 | 自動車税、年払い保険 | 紺 |
不定期の変動費 | 交際費、旅行など | 紺 |
自己投資・教養 | 書籍、学習費用など | 薄青 |
これで「月に何にいくら使っているか」がパッと見て把握できるようになります。
マネーフォワードでの分類変更方法
マネーフォワードを使い始めると、最初に自動で振り分けられる支出の分類があります。
でもこの初期設定、意外と「自分の使用用途に合ってないな…」と感じることがあるんですよね。
たとえば初期設定では「水道・光熱費」という分類に、水道やガス、「保険」という分類に保険の割り振りがされています。一般的な家計の平均を見るのには役立つ分類方法ではありますが、私のように固定費や変動費、毎月か不定期かを一目で知りたい方には合いません。
そんな時は、分類をカスタマイズしてみましょう。
マネーフォワードでは、支出を「食費」「日用品」「教養・教育」などに分け直すのも簡単で、アプリからでもブラウザからでも操作可能。やり方をご存じの方はここまでスキップしてください。

まずは分類変更したい項目を選択したら左図のように詳細が表示されますので、赤丸をクリックします。すると右図のような表記になります。今回は水道費を毎月の固定費に加えたいため住宅をクリックします。

住宅をクリックすると左図のような画面が表示されます。カテゴリ選択にある内容であればそちらを選択してください。
無い場合は左図の編集をクリックしてください。すると右図のような画面になりますので、「カテゴリを追加」を押してください。

左図のような入力画面が出てきたら、カテゴリにしたい名前を入力します。今回は「水道」という項目を追加しました。すると右図のようにカテゴリが追加するので「水道」を選択します。

カテゴリの選択ができたので最後に保存をクリックすると自分が選択したカテゴリに反映できます。
最初は1つ1つ設定する必要があるため手間がかかりますが、一度分類しておけば、次回以降の支出も自動的にその分類に振り分けてくれるようになります。
スマホ操作で同カテゴリでの一括変更のやり方を下記に記しておきます。
https://ymfg.x.moneyforward.com/faq/14#423
僕は「毎月の固定費」「毎月の変動費」「不定期の固定費」「不定期の変動費」「自己投資・教養」の5つに再編しました。
これで「月によってどこに波があるのか」が一目で分かるようになって、家計管理がすごくラクに感じられるようになったんです。
色分けで直感的な把握:「マネーフォワード使い方」の要
支出分類を整えたら、次に活用したいのが**「色分け表示」**です。
マネーフォワードでは、カテゴリごとにあらかじめ色が設定されていて、たとえば「食費=赤」「住宅費=緑」「交際費=紺」など、グラフを見ただけで直感的に状況がつかめます。

こちらが僕の実際の家計の一部になります。最初は「数字だけで見る」家計簿に苦戦していましたが、色で見るようになってから支出の偏りにすぐ気づけるようになりました。
たとえば「今月は赤が多いな=食費使いすぎ」や、「青が少ない=自己投資できてないかも」など、視覚的に支出を“読む”感覚が育ってきたのを感じています。
さらに使いすぎた項目に関して中項目で表示して数値を確認することができ、家計簿の分析や集計にかかる時間を大幅に減らすことができました。
この視覚的な把握は、忙しい子育て世帯には本当にありがたくて、パッと見るだけで「今月の家計の様子」が分かる安心感があります。
参考資料(両学長と海外の支出管理術)
・両学長のYoutube
・海外の支出管理術
多くの欧米系のパーソナルファイナンスで用いられるのが以下の分類法:
- Fixed Expenses(固定費):家賃、保険、ローンなど毎月ほぼ同額
- Variable Expenses(変動費):食費やガソリン、エンタメなど費用が月ごとに変わる
- Periodic Expenses(不定期費用):年払い・季節料金、旅行、お祝い費など不定期に発生する費用
この考え方は、日本でも「50/30/20ルール(50%固定費/30%変動費/20%貯蓄など)」などに活かされていて、支出の仕分け精度と全体把握に強いです。下記は原文(英語)になります。

予算管理は後からでもOK!まずは現状把握が最優先
「家計簿付け方は完璧じゃないと…」という不安は不要。 まずは現状の家計をマネーフォワードで“見える化”しておけば、後からExcelで予算表を整えるのもスムーズです。
予算表でどのように管理しているかはまたの機会に発信しようと思います。
見直しのサイクルで“安心感UP”
- 毎月:食費・日用品など変動費を軽くチェック
- 3ヶ月ごと:住宅費・保険など固定費や不定期費を見直し
→ このルーティンができると、「心には余裕、家計も整う」生活が定着します。
まとめ:家計管理を続けたいあなたへ

これからも、共働き・子育て世帯の目線で「時短×安心×ラク」を届ける家計管理ブログを更新していきます!
次回は~第4回「貯まる家計の第一歩は“観察”から!1年集計して見えた我が家のリアル」~に関してブログを書こうと思います。
それでは~
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